ペコンおじさんの凄い正体とHM達がロイコーを選んだ熱い理由
ワインバーMARUに連れて行っていただきました~♡

HMです♡
店内は落ち着いた雰囲気でお洒落だし、スタッフの人も英語喋れるし、
お料理は全部豪華で美味しいしー♡♡♡キャーッ
(※あとBGMがMaroon5でテンション上がった♡)

花金の花は花澤の花~♡♡♡
などとキャッキャしながらキリンビールごきゅごきゅ飲んで、
美味しい赤ワインを2本ほどスパスパ飲んで、

夜中までカラオケでウイスキー♡
T様とN様ににゃんにゃん甘えながら喋って歌って騒いで、
とっても幸せな夜でした♡♡♡
(T様、N様、ありがとうございました!またヤンゴンで遊びましょう♡♡♡)
ということで今日も
本日はめっちゃ長文なロイコー観光日記行きます!!!シャッ
(※前回の記事はこちら♡)
☆
さて、もうこのまま干からびて死ぬんじゃないかと気を遠くしながら
ようやくたどり着いたシャン州にある田舎町・ペコン。
なぜ我々がこんなしんどい思いをしてまでここへやってきたのかと言うと――

このオジサンの生家を訪ねるため。
普段このオジサンはノルウェーに住んでるのですが今ちょうどミャンマーに戻ってきてて、
さらに今日ちょうどペコンの実家に昼過ぎまで滞在しているというので、
それなら是非ペコンの家↓に遊びにおいで~ということになったんです♡

そんなこちらのオジサンは一体何者なのかと言うと――
彼の名はパスカル・クートゥエ氏。
(※英語のウィキペディアページもあるよ)
「From the Land of Green Ghosts」という、
2002年アジアでの売り上げNo.1
ベストセラーを記録した本の作者なんです!!凄

ここペコンで生まれ、イギリスに亡命したカヤン族のパスカルさんが書いたこの本には
軍事政権下、激動のペコンで過ごした彼の生い立ちと経験や
首長族を含めたカヤン族の興味深い文化について、
長い英国生活で培ったグローバルな視点から描かれています。
英語はもちろん、フランス語やドイツ語ノルウェー語、タイ語など各国語に訳されている
超スーパー有名な本の作者さんなんです♡
(ちなみに日本語版はまだないそうです。
翻訳はやるから、誰か出版しません?)え?
「彼の名前抜きにカヤン族の風習を語ることはできない」と言われているほどで、

ウィキペディアの「首長族」のページにも彼の名前が出ています。
うちのたむちゃんはそんなパスカルさんの本をミャンマー語版で読んでいて、
めっちゃ彼のファンなんです♡
著書の中にもここペコンの話がたくさん出てくるので、たむちゃんはペコンにつくなり
「これがあの湖か…これがあの道か・・・・・・!!!」などと感動しきり~。

(↑この日はずっと前に日本人の友達に貰ったという作務衣?甚平?を着てらっしゃいました♡)
さて、ここからが本題。
実はこちらのパスカルさん、作家業の他に
ミャンマー各地でのCBT(Community Based Tourism)
を邁進する活動もしているんです。
そんなワケで、HMとたむちゃんは去年12月にダウェイで行われたCBTの会議(こういうやつ)で
同じく参加していたパスカルさんと知り合いに!!!
そして例によってたむは速攻でパスカルさんとお友達に~。
※相変わらず人間力がハンパない男たむ
その後、パスカルさんと秘書の方がベイにCBTプロジェクト視察でお越しになった際も
弊社でアレンジをさせていただいたり、とお付き合いさせていただいているのです♡
こちらのパスカルさんを初め、うちの会社も取り組んでいるCBTプロジェクトというのは
地元民の収入、文化の保守、環境保護などを主な目的とし
持続性のある観光業を発展させるための計画です。
数あるミャンマーの観光地の中から、
なぜ今回HM達がここカヤー州ロイコーを選んで来たのかというと・・・・・・
ここロイコーは、ミャンマーの中でも現在1番と言っていいほど
理想的なCBTを行っている町だからなんです。
詳しくはまた書きますが、
外国人の立ち入り制限が解除されたのがたった3~4年前であるロイコー周辺と、
つい1~2年前から観光地として注目を浴び始めたベイやメルギー諸島。
少数民族である首長族(カヤーン族)が住むロイコー周辺と、
少数民族である海上生活民族(モーケン族)が住むメルギー諸島。
・・・・・・ッ
これは確実に学ぶものがあるに違いない!!!!!
ということで鼻息を荒くして、たむとはるばるベイからロイコーまでやってきたんです。
――などとつい熱い話題を語っていたら長くなってしまったのですが、
今回お邪魔したパスカルさんのご実家をさらっとご紹介♡
(※ブログへの写真掲載も快くOKしていただきました♡)
パスカルさんの家は、戦前から建っている歴史あるお家なんですって。

この隙間は今は物置になっていますが
戦時中は防空壕として使われていたそう。

こういう屋根はカヤン式のお家で、
台所の煙を外に逃がすために隙間を空けて屋根が2段になっているんだって~♡

水牛の角飾りが壁にかかっていたりと母屋は伝統的なカヤン族の仕様で古いままだけど、
パスカルさんが建て増しした場所は、
暑季の日中でも涼しく過ごせる地下室や日陰になる葡萄棚など
ヨーロッパ生活で得た暮らしのアイデアがたっぷり♡

パスカルさんは家庭菜園が趣味だそうで、
見晴らしのいいベランダにはイチゴやバジル、ラベンダーなど
果物や香草の鉢が並んでいます♡

庭にはアボカドやドラゴンフルーツ、ザクロやレモンの木、
その他食用野菜の数々が植えられていました♡

庭の隅には食用の豚も飼ってるし、

卵を産む鶏も飼ってるし・・・・・・
お米のストックが置いてある物置には、カヤー州で愛されているお米で作るお酒

自家製「カウンイェー」の発酵中のツボが並んでるし・・・・・・♡
(※このカウンイェーについてはまた後日♡)
もう、
めっちゃ自給自足!!!
超オーガニック!!!
とパスカルさんの女子力に震えながら、

お家でランチを御馳走になりました♡
カヤー州では豚肉が好んで食べられているそうで、
この日も豚肉カレー2種類とチキンカレーでした♡
(※この鶏肉も、CPじゃなくてオーガニックの鶏なんだって!)

やっぱりお米がモチモチで美味しい~♡♡♡
そして、ご馳走を食べてお腹いっぱいになったところで
パスカルさんの書斎を拝見っ♡

第二次世界大戦下のビルマで何軍がどう戦って何名戦死したのかなど
客観的な視点で書かれた貴重な資料や、

イギリスで買った1820年製のマスケットという銃を見せてもらったり♡
他にもたくさん価値ある書物や骨とう品が溢れてて、
何時間いても飽きない空間でした♡
が、我々にはまだ行きたい場所があったので
これくらいで我慢して次なる場所へ~!!!
――果たして、
シャン州のはずれのこんなド田舎に一体何があるというのか?
そして、HMのブログは
明日からちゃんとロイコーネタに入れるのか!?
ハラハラの展開は明日を待て~♡

今日も長すぎるHMブログにお付き合い下さり、ありがとうございました♡
HM♡
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ところで、昨日の夜MARUで食べた絶品料理たちの中でも
ダントツ1番に美味しかったのは――

MARU自家製プリン。真顔
卵の優しい甘さと絶妙なカラメルにミントがうっすら香って・・・・・・
マジでハンパない美味しさなのでお試しあれ~♡
2017/05/06 Sat. 17:06 [edit]
category: カヤー州ロイコー観光情報
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コメント
その小説読んでみたい
ひと仕事終わったあと、HMさんがハゲゴリラたむを
膝枕して、育毛ブラシで頭頂部をトントンしてあげて
いる光景を妄想して、微妙にたむに嫉妬感を抱いて
しまう今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
その小説、ぜひ読んでみたいですね。
数年前に『ミャンマー現代女性短編集』というひどい
翻訳本を読んだことがあるのですが、「現代アジア
文芸」というシリーズで、出したところは㈶大同生命
国際文化基金というところでした。ここなら、出せる
かも。
ちなみにこの本は、翻訳者の能力不足なのか、元々
小説がどうしようもないのか、全然ダメでした。
nishi #- | URL | 2017/05/07 05:04 | edit
Re: その小説読んでみたい
>nishiさま♡
また爆笑コメントありがとうございます♡
膝枕とかゼッタイ無理!!ゴリラの頭の匂いが足についちゃうー!!笑
ってか今さら育毛ブラシで血行促進してももはやヤツの毛髪は手遅れですよ…。
へええ、そんな本があるんですね!
題名からして微妙な雰囲気がプンプンしてますね・・・・・・。
元の小説も翻訳者もダメだったんじゃないですかね♡
パスカルさんの本は本当に勉強になるので面白いですよ~!
ただ、英語版は今は手に入りにくいらしいです。。。
HM♡
HM #- | URL | 2017/05/07 16:23 | edit
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