爆笑バガン伝説!ミャンマー語で「ナス」という単語が誕生した経緯
気温が下がった途端にテンションだだ下がりぃ~……
暑くないとやる気でないぃ~……
と久しぶりに「虚(きょ)」が来そうな予感にプルプルと武者震いしております、

HMです♡
HMを稼働させるのには、だいたい外気温で30℃前後くらいが適温ですので
それ以上でもそれ以下でもダメでございます。
30℃前後の世界ですとHMは肉なぞガバガバ食って性的にも盛り上がりまくりますが、
それ以外の温度だとクラゲ化します。えっ
ということで今日は久しぶりにテンション低めなので、
珍しくヘルシーかつベジタブルな話題イキます!!
ズバリ、
「超ウケるお野菜伝説!
~ミャンマー語で『ナス』という単語が誕生した経緯~」
さぁ、伝説のはじまりはじまり~♪♪
☆
今は昔、王朝がミャンマーを治めていた時代――
バガンに「ナラーティーハーパテ」という名前の王様がいた。
彼はかつて、隣国中国との闘いに敗れたことがあったので
周りの人たちから陰で「中国にビビってる王」というあだ名で呼ばれていた。
ということで本名だとクソ面倒くさいので、

略して以下彼のことを「中ビビ王」と呼びます。
中ビビ王は癇癪持ちで、些細なことでもすぐにキレた。
しかも、怒りっぽい上に凄まじいワガママであった。
どれくらいワガママだったかと言うと、
1日3食毎回、食卓の上に最低でも300皿は品数を並べなければ
怒り狂ってご飯を食べようとしなかったほどである。
(※とんだ贅沢だなオイ!)
そのような感じで性格は超悪かったので、友達もたぶん少なかった。
さて、そんな中ビビ王にはひとつ趣味があった――
「朝、寝起き一番に目に入ってきた召使に、手近なものを投げつける」
という趣味である。
最低である。
たとえば中ビビ王のベッドのサイドテーブルに陶器の灰皿が置かれていたら、
「王様、お目覚めの時間でございます~」などと言いながら王を起こしに来た使用人に向けて、
力いっぱい灰皿を投げつけるのだ。
そこにあるものがグラスならグラスを、燭台なら燭台を、
とにかく投げるものは何でもいいからベッドサイドにあるものを掴んで投げるんですよ彼は。

マジ危険である。
ちょっともう、やめてよぉ~と皆思っていたが、言えなかった。
なぜなら彼はどんなに横暴でも一応王様だから。
召使たちは内心「死ねよこのボケじじい」と思いながら、耐えていた。
中ビビ王を起こしに行く係は恐いから誰もやりたくなかったので、
皆でジャンケンとかして負けた人がやらされてたりとかしたと思う。
さて、そんな中ビビ王の妻である女王は、
中ビビ王のこの最低最悪な趣味に頭を悩ませていた。
自分には被害はないけど、使用人がマジで可哀そうだからである。
そこで、彼女は対策としてベッドサイドにある凶器になりそうなものを全て片づけ、
代わりにロウンパニーディー(ナスのこと)を置くようにした。
ナスなら投げて当たっても痛くないだろうと思ったのである。

(※現代のミャンマー語ではナスのことを「カヤンディー」と言うが、
当時、ナスは「ロウンパニーディー」という名称で呼ばれていた。)
女王の思った通りに作戦は成功し、
それからの中ビビ王は毎朝ナスを投げまくった。
長いこと色んな物を投げまくったせいで星飛雄馬ばりの投球力を持つ王であったが、
いくら投げようがモノは所詮ナスなので
以前のように召使たちが重大なダメージを負うことはなくなったかのように思われた。
ところが、事件は起こったのです――
ある朝、例によって中ビビ王はお目覚めコールにやってきた召使にナスを投げつけた。
しかしその日の王はいつもとは違ったのだ。

彼は長いナス投げ生活を経て、ついに必殺技を編み出していたのである。
いわば「魔球・大リーグナス1号」とでも呼称すべきワザで投げつけられたそのナスは、
みごと召使の腰に命中した。
痛いけどどうせナスだし大丈夫だろうと思っていたその召使であったが、
みるみるうちに腰が腫れあがってしまったのである。
ということで、それ以来ナスのことを
カー=腰
ヤン=腫れる
ディー=果物
以上を縮めて、
「カヤンディー」と呼ぶようになったそうな――
ちゃんちゃん♪
☆
……
いや、
ウッソだろ――!!!
ナスで腰が腫れあがるとかどんだけ貧弱なんだよ!!
イモムシか何かだったんですかその召使はァ!!!!!
とツッコみたくなりますが、
コレはマジでバガンの伝説集に載ってます。
……
どんだけ~。

今日もアホな伝説を探してはニヤニヤしてるHMにお付き合い下さり、ありがとうございました♡
(※まあ「魔球・大リーグナス1号」のくだりとかはHMの脚色ですけどね)
HM♡
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パアン・モーラミャイン・イェー・ダウェイ・ベイ・コータウン
南部ミャンマーご旅行の際はぜひ弊社にご相談ください!
名所を廻りながらヤンゴン⇔コータウン間を南下・北上するツアーや、
ピンポイントでの現地ガイド付ツアーなどご案内いたします。
その他、国内線手配、ホテル手配、運転手付き車チャーターなど
お気軽にご連絡ください。
皆さまの楽しいご旅行のお手伝いをさせていただきます!↓
h.mitsuking@gmail.com(花澤光希)
・ミャンマー国内の方 +95 9 454 848 451 (タム/英語)
・日本在住の方 090 3471 5294 (花澤/日本語)
旅行会社Green Neco Co., Ltd.(グリーンネコ株式会社)
http://www.greenneco.asia/
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テンションがMAXに低い「虚(きょ)」の時でも一緒にいられる人って最高だなぁと思う。
自分が知らない超面白い世界の話を聞いてると、ものすごくホッコリする。
心臓がギュンってなる。これだから人と酒吞むのはやめられない♡
暑くないとやる気でないぃ~……
と久しぶりに「虚(きょ)」が来そうな予感にプルプルと武者震いしております、

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それ以外の温度だとクラゲ化します。えっ
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ズバリ、
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☆
今は昔、王朝がミャンマーを治めていた時代――
バガンに「ナラーティーハーパテ」という名前の王様がいた。
彼はかつて、隣国中国との闘いに敗れたことがあったので
周りの人たちから陰で「中国にビビってる王」というあだ名で呼ばれていた。
ということで本名だとクソ面倒くさいので、

略して以下彼のことを「中ビビ王」と呼びます。
中ビビ王は癇癪持ちで、些細なことでもすぐにキレた。
しかも、怒りっぽい上に凄まじいワガママであった。
どれくらいワガママだったかと言うと、
1日3食毎回、食卓の上に最低でも300皿は品数を並べなければ
怒り狂ってご飯を食べようとしなかったほどである。
(※とんだ贅沢だなオイ!)
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さて、そんな中ビビ王にはひとつ趣味があった――
「朝、寝起き一番に目に入ってきた召使に、手近なものを投げつける」
という趣味である。
最低である。
たとえば中ビビ王のベッドのサイドテーブルに陶器の灰皿が置かれていたら、
「王様、お目覚めの時間でございます~」などと言いながら王を起こしに来た使用人に向けて、
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ほぼ更年期障害!!Neco JumpとMaroon5の息切れ失恋ソング和訳 »
コメント
大リーグボールて・・・、
面白すぎるw
まさかのベッドからのワインドアップで投げてたのかな?w
tomoyan #- | URL | 2016/07/13 20:07 | edit
Re: 大リーグボールて・・・、
>tomoyanさま♡
コメントありがとうございます♡
返信遅くてゴメンなさい!
ベッドでワインドアップ!いいっすね♡
色んな単語に「夜の」とか「大人の」とか「ベッドで」とかむやみに付けるとアダルティーな感じになってウケる笑
HM♡
HM #- | URL | 2016/07/27 14:22 | edit
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